松島中学校出前講座パート2

ご安全に!雄和海運です。

12月15日松島中学校2年生を対象とした出前講座に参加しました。

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前回10月に1年生を対象とした講座を行ったのですが、今回は2年生ということで若干内容を増やしての参戦です。

上天草市の地場産業といえばパッと思いつくのが観光業ですが、実は海運業も日本有数のふなどころ。

船の仕事は過酷なこともありますが、楽しいこともあり、何と言っても住むところはどこでもよく、それなりの収入が得られる職業。

地元天草に住みながら、市内平均年収の倍以上は稼げる仕事です。

また日本国内の生活、産業を支える上で欠かせない、やりがいのある仕事でもあり、最近ではコロナ禍の中生活を維持するために止めてはならない仕事(エッセンシャルワーカー)としての注目もされています。

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年間5~6回の講演をさせていただいて、話すたびにこの仕事の重要性ややりがいをきちんと伝えることができたのかと反省していますが、その思いが少しでも子供たちに届いてくれたらうれしく思います。

第11回六級海技士(航海)第一種養成講習 閉講式

ご安全に!雄和海運です。

12月3日 九州海技学院にて第11回六級海技士(航海)第一種養成講習の修了式が開催されました。

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今回20名が入校しました卒業は18名。

弊社からも2名が受講し、座学、社船実習、帆船みらいへでの集合実習を無事終え、卒業することができました。

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多くの受講生が上級免状の筆記試験に合格したということで非常に頼もしく思うとともに将来が非常に楽しみです。

これから寒くなり、厳しい航海が始まりますが6級海技士資格取得までの6か月間を無事乗り越えてくれることを祈ります。

第三八千代丸 体験乗船

ご安全に!雄和海運です。

11月26日 上天草市海運業次世代人材育成推進協議会の主催で熊本県立拓心高等学校 海洋科学科 海洋航海コースの1年生、2年生を体験乗船に招待しました。

今回体験乗船にご協力いただきましたのは天草市の海運事業者 五和海運有限会社。佐世保市の前畑造船所で建造された第三八千代丸(ケミカル)、ピカピカの新造船です。
今回は協議会にて作成したおそろいのジャンパーと救命胴衣も着用。

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先ずは2年生から乗船。出港作業、居住区、機関室、荷役装置、タンクの見学や説明、操船体験を行いました。見学では各作業、船内生活についての説明や操船体験では船長の指示に従い大きく舵を切りました。

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2年生が下船すると続いて1年生が乗船。同様の見学、体験を行いました。

乗船した1,2年生の8割近くは内航海運への就職を希望。また今年の1年生からは4級海技士の筆記免除が与えられる教育課程に変更され、今後ますます拓心高校卒業生の需要が高まることが期待されます。

また今回はケミカル船ということもあり、貨物(ケミカル)についての説明もしっかり実施。何かと誤解の多い船種ですが、きちんとした知識をこういった場を利用し伝えることは非常に重要なことのように思います。

この度船舶を提供いただきました五和海運有限会社 山下社長はじめ第三八千代丸の乗組員の皆様、ご協力ありがとうございました。

第三八千代丸の今後のご活躍とご安航を祈念いたします。

The Crew Network合同会社 船員派遣業業務開始

ご安全に!雄和海運です。

弊社におきましては平成19年に船員派遣業の許可を取得後、多くの船社様に船員派遣をご利用いただいてきましたが、この度船員派遣業の業務につきましては新たに設立した「The Crew Network合同会社」にて営業を行うこととなりました。

https://crew-network.jp/

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The Crew Network(以下TCN)では、令和2年8月に船員派遣業の許可を取得し、11月より業務を開始しております。

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四面を海に囲まれた島国日本において、内航海運業界は産業基礎物資、生活物資等の海上輸送はもちろんのこと災害時における輸送インフラ手段としても重要な役割を果たしています。またその役割を果たすうえで船で働く船員の重要性は高まるばかりです。

昨今船員の定着が問題視される中、その原因として挙げられるのが働く環境のミスマッチングです。陸上において様々な働き方改革が推奨されている中、海上においても多様な働き方があってもよいのではないでしょうか。
TCNでは船員派遣を通じて船員、船社の条件を最適なものとし、雇用時におけるミスマッチングを減らし、よりよい環境を提供していくことで内航海運業界に貢献していきたいと考えます。

営業窓口は雄和海運の方でも受け付けておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

阿村小学校1,2年生 船の見学会

ご安全に!雄和海運です。

11月13日 上天草市海運業次世代人材育成推進協議会活動の一環として、阿村小学校1,2年生対象とした船の見学会を実施しました。

今回の目的は上天草の基幹産業である内航海運業を子供たちにも身近に感じてもらうこと、また家族や親せきで船の仕事をしている方がいる子供たちに、船の上でどんな仕事をして、どんな生活をしているかを知ってもらうこと。

参加者は阿村小学校1年生12名、2年生9名、先生4名、協議会10名。

小学校低学年ということもあり、細心の注意を払って見学しました。

居住区ではベットに寝てみたり、船橋での仕事では舵を触り、海図で場所を確認し、機関室ではエンジンの大きさに驚き、貨物室では駆け回り、船首ではロープの重さや錨鎖の大きさに触れました。

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子供たちの目線は大人と違って、私たちが気づかされることが多くあります。当たり前と思っていたことが当たり前でなく、小さなことに大きく反応する姿にこちらがたくさんの刺激を得ることができました。

まだまだPRすることはたくさんあり、まだまだたくさんの魅力を発信できることを改めて感じることができました。

上天草市海運業次世代人材育成推進協議会では、引き続き海運の重要性、船の仕事の魅力を発信する活動を行っていきますので、興味のある方、学校関係者の方で見学、出前講座の希望がありました事務局までご連絡ください。

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上天草市海運業次世代人材育成推進協議会事務局 0969-56-2928(熊本県海運組合内)

ふなどころ阿南まちづくり協議会 視察研修

ご安全に!雄和海運です。

11月5日、6日 上天草市海運業次世代人材育成推進協議会の活動でふなどころ阿南まちづくり協議会を訪問しました。

今回の訪問の目的は、徳島県阿南市を「ふなどころのまち」としてブランド化を図るとともに、阿南市の発展と海運業の未来を創造するために行政、経済団体、教育機関、金融機関が連携して設立した協議会について、本市の協議会と同じ目的に向かって活動を行っている協議会との意見交換や今年度より計画している船員養成施設の開校を視察するため。

徳島駅に到着すると阿南地区海運事業者のお出迎え!昼食を終えた後津峯山山頂にある津峯神社へ参拝。参加者全員の海上安全祈祷をしていただきました。

山頂からは橘湾が一望でき、紀伊水道、淡路島、友が島まで見ることができました。

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夕方からは懇親会。半分こちらがメインとなりそうな勢いで阿南市の海運事業者と懇親を深めさせていただきました。

同年代の事業者はもちろんのこと、先輩方、後輩たち皆熱い思いをもって海運事業に取り組まれていることがヒシヒシと伝わってきます。

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翌日は両協議会による意見交換会。

それぞれの活動報告やこれから始まる6級海技士養成講習について、協議会と教育機関との連携や現在九州で取り組む中での課題や問題等を意見交換しました。

それぞれの抱える課題は多くあり、その中でも船員育成についての課題は共通したことも多いことから、両協議会が共に解決の道を探り、引き続き友好関係を維持しながら連携し、将来的には友好協定の締結を前向きに検討するということで意見交換を終えました。

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続いては阿南市市役所表敬訪問。

市長、副市長含め意見交換させていただきました。

こちらからは上天草市の海運業の現状や上天草市の海運振興対策に係る取り組み事例について、阿南市協議会からは行政と協議会が一緒になったワーキングチームの創設の提言がなされました。

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今回の訪問では残念ながら6級海技士第一種養成短期養成科 徳島阿南校 開講がコロナの影響や公募期間が短かったこと等の要因で延期となり 、見学することができませんでしたが、来年2月に開校するということですのでその際にはまた改めて訪問させていただけたらと思います。

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両協議会が抱える課題や目指すべき方向は共通しており、こうして地域を超えた交流を深める機会が得られたことをうれしく思います。またこれから始まる6級海技士養成講習についても協力関係を強化し、実習・雇用等の情報共有を行い、今後も含めて連携を深めていこうという意思確認ができたことについては大変有意義な研修会となりました。

暫定措置事業後の組織の在り方について、未だに組織の枠にとらわれた議論もされておりますが、このように共通の事業を通じてまとまった団体が活動していく方が今後の内航海運にとっては良い方向に進むのではないかと考えさせられました。

コロナ渦の中、感染対策等万全な体制でおもてなしいただきましたふなどころ阿南まちづくり協議会の会長はじめ会員の皆様には改めて感謝申し上げます。

来年は当協議会総会後に上天草への訪問を計画されているということですので、万全の準備を整えてお出迎えしたいと思います。

松島中学校海運業出前講座

ご安全に!雄和海運です。
10月27日松島中学校1年生を対象とした海運業出前講座が開催されました。

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上天草市海運業次世代人材育成推進協議会を代表して地元の基幹産業である内航海運や船員の仕事について講演させていただきました。

松島中学校は私の地元松島の唯一の中学校で、私が通っていた中学校と数年前に合併。出前講座で訪れるのは初となります。

私の地区は海運事業者や船員も多く、海運業に対しての知識を持った子供たちも多いのですが、少し離れた地区になると知らない子がほとんどです。

1年生ということもあり、まだ進路や将来について考えていない子が多いということでしたので、この産業の重要性や船乗りに必要な資格等について話しました。

これから進級する段階で船乗りの仕事について考えてくれる生徒が増えてくれればうれしく思います。

次回12月15日には2年生を対象とした出前講座を予定しています。

阿村小学校「たかぶと学習」海運業出前講座

ご安全に!雄和海運です。

コロナ禍の中、様々な活動が中止されていましたがボチボチ新生活様式に沿った活動が再開され始めました。

その活動の一つが出前講座。毎年地元の小学校で行われる「たかぶと学習」の一環で、様々な職業の方たちが講演されます。その一人として参加いたしました。

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外航海運、内航海運、船員の仕事や船の生活など海運業についての講演やロープワークを行いました。

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毎回思うことですが小学生に伝えることが一番難しい。当たり前と思っている言葉が当たり前じゃないということに注意しながら話すのですが、それが難しい。

また小学生の感性は中高生よりも鋭い!

「馬力の単位って何ですか?」馬の力・・・・・

「船に海水を入れるって言ったけど、どうして?」バラスト?・・・荷物を上げた後軽くなるから・・・

こちらが色々と気づかせてもらえます。

今回児童たちの9割が海運に携わっている家庭でした。将来船員を目指す子供たちも多く、これからの成長が楽しみです。

引き続きこれらの活動を続けることによって、もっとたくさんの子供たちが海運業に興味を持ってくれればうれしく思います。

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