第十一大伸丸竣工セレモニー

ご安全に!雄和海運です。

4月15日上天草市龍ヶ岳町高戸港にて第十一大伸丸の竣工セレモニーが行われました。

チラシ 海運体験航海2018.4.15

当日岸壁に行ってみると兄弟船が大音量で流れており、人はパラパラ。チラシの配布が遅かったので広報がうまくいかなかったのかと心配に!

IMG_0850

ひとまず船内を一通り見学させていただきました。さすが749トン。部屋の広さが違います。機関室の広さが違います。とても作業しやすそうな余裕の空間でした。

IMG_0847

そろそろセレモニー開始の時間という事で外に出てみると、多くの人だかりが!!

IMG_0855IMG_0859

今回のセレモニーにあわせて300キロの餅を準備されて、船上からは20名ほどの方が餅を撒き、陸上では200名以上の方が拾っていました。

その後は船内の一般公開が行われたくさんの方たちが見学されていきました。

IMG_0868

私たちも「AMAKUSAN船員プロジェクト」という事でお手伝い。

IMG_0808S__11714579IMG_0886

ハガキと首巻タオルを子供たちにプレゼント。120個ほど準備していたタオルもあっという間に無くなってしましました。

IMG_0882IMG_0883IMG_0871

多くの子供たちに船員の仕事を知ってもらい、地域の人たちにAMAKUSAN船員を誇りに思ってもらえれば大成功です。

頑張れ!AMAKUSAN船員たちよ!

IMG_0884

熊本丸Final Voyages

ご安全に!雄和海運です。

4月13日熊本丸の出港式にご招待いただきました。

熊本丸も船齢20年となり、リプレイスが決まり、来年度に合わせ竣工予定です。

IMG_0815IMG_0819

今年の航海実習で最後という事で、第四代目熊本丸の最後の航海となります。

IMG_0820IMG_0821dsc01607

今回乗船する実習生たちは2年前第二舛宝山丸にて体験航海を行った生徒たちでした。

当時は舵を持ちながらオロオロしていた印象でしたが、制服を着て整列する姿は、とても頼もしく見えました。

IMG_0837IMG_0836

実習は1次航海と2次航海に分かれて行われます。日程的には短いですがこの実習を終えるころには、目の色が変わっているとのことです。

IMG_0828IMG_0830IMG_0832

たくさんの在校生、保護者達に見送られて出港です。

翌日の天候は大荒れ!!時化を経験して大きくなって戻ってこいよ!

頑張れ!AMAKUSAN船員達よ!

 

AMAKUSAN船員にならんね!

ご安全に!雄和海運です。

天草マリン同志会新企画!!「AMAKUSAN船員にならんね!」をご紹介します。

現在天草では様々な形で内航海運PR、船員職業PR、船員育成等に取り組んでいます。

そして今回天草マリン同志会で新たに取り組む「AMAKUSAN」プロジェクト第1弾!

天草の方言AMAKUSAN(あまくさん)=天草の=天草産 を用いて、天草の船員、天草で育成する天草産船員、天草船団で活躍する船員たちを『AMAKUSAN船員』と総称し、天草船員としての誇りを持ち、全国の船主から求められ、日本中の船員から憧れられるAMAKUSAN船員としてのブランド化を目指す。というのは冗談半分ですが、私たち天草船主は船員を目指す若人を全力で応援していることを全国に知らしめたい!そんな思いを込めてAMAKUSANタオルとハガキを作製しました。

今回4月15日(日)の大寿汽船(株)第十一大伸丸の就航セレモニーに合わせAMAKUSANタオルとハガキをを無料配布することが決定しました。

枚数に限りがありますが船員になりたい、天草船主に賛同する、そんな思いの方優先に配布いたします。

ご希望される方は第十一大伸丸セレモニーにお越しください!!

S__11714579

 

IMG_0808

第十一大伸丸がやってくる!!

ご安全に!雄和海運です。

4月15日、16日、17日に上天草市の海運事業者 大寿汽船株式会社建造の第十一大伸丸が上天草市龍ヶ岳町高戸港に入港いたします。

本船は2月6日に大分佐伯にあります三浦造船所にて進水し、4月13日引き渡し後15日、16日龍ヶ岳町高戸港、17日三角港に入港予定となっています。

15日には就航セレモニーといたしまして、餅投げと船内見学会が予定されていますのでご興味ある方はふるってご参加ください。

また16日には体験航海も計画しておりますが、今回はすでに満員となりましたことをお知らせします。

17日には三角港でも船内見学会が予定されていますので、こちらもご都合のつく方はご参加ください。

チラシ 海運体験航海2018.4.15

第八冨貴丸体験航海

ご安全に!雄和海運です。

3月28日 地元中学生、高校生を招いて、第八冨貴丸への体験航海を実施しました。

第八冨貴丸は3月26日に前畑造船所から受け渡しを終え、27日地元である竜ヶ岳高戸港へ帰港しました。

当日は快晴。絶好の乗船日和。

昨年度で閉校を迎えた地元阿村中学校3年生男子を中心に20名の生徒たちが参加しました。

合津港へ集合し、ここから龍ヶ岳高戸港へ向けチャーターボートでクルージングです。

DSC02003DSC02009IMG_0406DSC02010

 

高戸港ではすでに第八冨貴丸がスタンバイ。

冨貴汽船の尾上社長と尾上専務に出迎えていただきました。

IMG_0411DSC02072

いよいよ乗船開始!

船内、機関室、荷役装置等の見学やロープの取扱いについてサポーターや乗組員から説明を受けました.

IMG_0421IMG_0424IMG_0425IMG_0429IMG_0434IMG_0436DSC02124IMG_0440DSC02144 DSC02133DSC02141DSC02127

そして船橋へ。尾上船長のご厚意で生徒全員が舵を握ります。

「あの島に向けてみよう!」「舵を20度右へ」「蛇行してみようか」

尾上船長の号令に皆緊張した面持ちで舵を動かします。

IMG_0456IMG_0448DSC02120IMG_0454IMG_0459DSC02117IMG_0447

あっという間の乗船体験となりました。

DSC02206

子供たちからは

・私は将来船乗りを目指しています。初めてケミカル船へ乗船し、船長の指示で大きな船を操船できて、より一層その思いが強くなりました。今回このような機会を作ってくださった協議会の皆様、冨貴汽船の尾上社長、第八冨貴丸乗組員の皆さんに感謝いたします。

・大きな船の操船を初めてしました。すごく緊張したけど、良い経験ができました。船長はこんな大きな船を簡単に動かしているのですごいと思います。

・船員室は思ったより広く、テレビ、冷蔵庫等もあり快適そうに思いました。

・将来の仕事についてはあまり考えたことがありませんでしたが、こうして船に乗ってみてこんな仕事もあるんだなあと改めて思いました。将来の仕事として考えてみます。

・将来船員になりたいと思っていますが、今回初めて商船に乗り、船乗りのイメージができました。これから船員になるための勉強をしっかりとやっていこうと思います。

との感想が寄せられました。

番外ですが今回2交代制での乗船だったので、待機組はロープワークを行いました。普段の生活でも役に立つ結び方を中心に教えましたが、私たちも何気に使っている結び方、人に教えるとなると意外に「あれ??」となってしまいました。

DSC02184DSC02185

今回船舶を提供いただきました冨貴汽船 尾上社長、ご協力いただいた第八冨貴丸の尾上船長はじめ乗組員の皆様、サポートしていただきました関係者各位、すべての皆様に感謝いたします。

子供たちが将来職業を選ぶ際、その選択肢の一つとして候補に挙げてもらえるような職業を目指し活動しているところですが、まだまだこの業界の認知度は低く、船処天草におきましても知らない子供たちが多くいます。今後も継続的にこれらの活動を通じて内航海運、船員の仕事のPRにつとめてまいりたいと思います。

 

告 知

4月15日上天草市龍ヶ岳町高戸港に第11大伸丸が帰港します。本船は2月6日に進水式を終え、この度就航となりました。

当日は10:00から餅まき、一般公開が行われますので、皆さんふるってご参加ください。

 

 

平成30年度新入社員合同研修会

ご安全に!雄和海運です。

3月26日 平成30年度新入社員の合同研修会を開催しました。

今回参加した事業者は㈱Aシップ、飛鳥海運㈱、真宝海運㈲、雄和海運㈱、舛宝海運㈱、林海運㈲。

30年度の新入社員は5名です。

IMG_0388

研修会も回を重ねること5回目。段々と要領も良くなり、1日フルにかかっていたものが、半日に短縮です。

IMG_0387

内容は特段これまでと変わりませんが、今回はヒューマンエラーについて加えてみました。

人間の特性

・間違えることがある。

・うっかりすることがある。

・忘れることがある。

・気が付かないことがある。

・不注意の瞬間がある。

・一つのことしか見えない、考えられないことがある。

・先を急ぐことがある。

・感情に走ることがある。

・思い込みがある。

・横着をすることがある。

・パニックになるっことがある。

・人が見てない時に違反することがある。

人の行動のうち約8割は意識しないまま脳が自動的に注意を与えるのですが、もし発信源の記憶に誤りがあると、誤った信号が発信されることになり、無意識のエラーが誘発され、それが事故につながります。また残り2割は行動を起こす前に少し考える、深く考えるといったことを行ってから行動に移るのですが、過去の経験や記憶に間違いがあれば、間違った判断をしてエラーがが誘発され事故になります。この根本の原因となるのが上に示す人間の行動特性です。

したがって誰でも持っている人間の行動特性を冷静に見つめ、エラーを発生させない手段をとることでほとんどの事故が防げるものと考えられます。

このことを知っているのと知らないとでは、作業への注意も変わってくると思います。早いうちからその意識すり込ませ、安全意識の高い船員の育成を今後も目指してまいります。

ご安全に!

第一種6級海技士養成コース 第3期生修了式

ご安全に雄和海運です。

3月26日 九州海技学院にて6級海技士(航海)養成コースを受講していた5名の受講生が無事全課程を終了し、その修了式が開催されました。

IMG_0389

桜もほぼ満開状態で学院の校舎によく似合います。

IMG_0386

今回5名という事で開催も危ぶまれましたが、JEIS西日本や熊本の海運事業者の協力の元何とか終了することができました。

また4月から開講する養成コースでは16名が受講しています。まだ実習先、就職先が決定していない者もありますので、ご興味がある方は九州海技学院までお問い合わせください。

IMG_9261

ご安全に!

出前講座in上天草高校

ご安全に!雄和海運です。

3月14日上天草高校にて「上天草市の地場産業を知る!内航海運業編」をテーマに出前講座を行いました。

IMG_0360

今回は上天草市海運業次世代人材育成推進協議会の主催です。

海運業の盛んな上天草市ですが、子供たちには一部の地域を除いては意外に知られていません。

そこでもっと業界PRと職業の選択肢を広げる意味も兼ねて、今回市内では初となる高校生(2年生78名)を対象とした内航海運講座を開催する運びとなりました。

この高校は市内の生徒がほとんどで、現在海運業の発展に力を入れている上天草市としてもぜひとも船員数の増に繋げたいところです。また昨年よりとなり町の三角でも船員未経験者を対象とした第一種6級海技士養成講座が開設され、市内在住者には上天草市より手厚い補助も実施されています。

20160602上天草市海運振興対策.pdf_page_101.第4回6級(航海)募集案内(両面)_印刷.pdf_page_101.第4回6級(航海)募集案内(両面)_印刷.pdf_page_2

今回の講座テーマは

・海運業に特化した内容で高校生が興味を持つような事柄。

・魅力だけでなく厳しさも伝える。

・上天草市で海運業が発展した歴史。

・船員になるためのメリット、待遇(他の職業との違い)

についてです。

A0E383F7-CE9A-4C1A-AB87-19177DA99EE0BDA776EE-E260-4C8F-8D00-BEEE90B4E59B

これまで小学生、中学生を対象とした講座は何度も行ってきましたが、今回一般高校生(水産高校、海上技術学校を除く)への講座という事で、就職に直結するという事また海運への知識はないが、ある程度難しい内容でも理解できる事を前提として資料を作成しました。

IMG_0366IMG_0365

50分という時間の中で如何に魅力を伝えるか頑張ってみましたが、ぜんぜん時間が足りません。予定では30分講演、10分映像、10分質疑応答のはずが・・・全部私のおしゃべりで終わってしましました。

せっかく機材を運搬、設置していただいた市役所の皆さんに申し訳ない・・・・。

次回はしっかりと練習して挑みます。

海事産業見学会in八代

ご安全に!雄和海運です。

2月23日九州運輸局熊本運輸支局主催によります海事産業見学会が行われました。

今回は阿村小学校5年生を対象とし、県内最大の港である八代港へ。

DSC01714DSC01717

八代港は熊本県内の港で取り扱う貨物の65%が取り扱われ、近年は大型クルーズ船の帰港地としても脚光を浴びています。

最初に訪問したのは熊本ドック!まずは会場をお借りして出前講座です。

今回は熊本県海運組合を代表して私が担当させていただきました。

「上天草市の海運と船乗りのルーツを探る!」をテーマに様々な文献から探し出した天草海運の歴史について講演しました。

IMG_0314IMG_0309IMG_0313IMG_0310IMG_0311IMG_0315IMG_0312IMG_0308

遡ること約740年鎌倉時代の弘安の役から船上における天草武士の活躍は記録されており、戦国時代においては天草水軍を形成し、様々な戦に参戦していたことがわかりました。

また江戸期には廻船による交易が栄え、阿村地区は近国廻船の基地として栄えます。明治時代に帆船が導入され、大正時代になると地区に講師を招き船員養成が始り、機帆船が導入されます。

そして昭和初期には全国に先駆けて阿村船舶海運組合が設立され、阿村海運は全国2位の規模を誇りました。こうした時代を背景に現在の上天草内航海運の発展があることをと改めて学びました。

DSC01725DSC01728

その後は工場見学。現在建造中のフェリー、作業船や修繕中のタグボートを見学しました。

昼食を終えた後はパシフィックグレーンセンターへ!

この会社は飼料原料の輸入を行っており、荷揚げされた飼料穀物は大きなサイロに保管され、九州内の様々なところに出荷されます。

今回は高さ40mのサイロの最上階まで上ることができ、ちょうどパナマックス船が入港していたため荷役風景も見学できました。

DSC01742DSC01735

続いては八代港コンテナターミナルへ。

ここはプサンからの定期便が週3便あり、本日は定期便がなかったことからストラドキャリアやガントリークレーンの真下まで行くことができ、実際にクレーンの稼働までしていただきました。

DSC01745DSC01748DSC01744DSC01749DSC01750DSC01751

今回の海事産業見学会を通じて一人でも多くの子供たちが海の仕事を目指してくれたらうれしく思います。

ご安全に!

 

 

 

 

平戸瀬戸田平港西防波堤への衝突事故注意喚起

ご安全に!雄和海運です。

平戸瀬戸における田平港西防波堤への衝突事故について情報が入りましたのでお知らせします。

平成29年中に田平港防波堤への衝突事故が3件発生しています。

どの事故も見張り不十分、船位不確認によるものです。

付近を航行する船舶は十分に注意して航行ください。

ご安全に!

IMG_0307

最近の投稿

カテゴリー