ご安全に!雄和海運です。
航路標識の機能変更に関する事前周知情報が入りましたのでお知らせいたします。
1点目は無線方位信号所の廃止について
海上保安庁では、船舶のレーダー画面上に灯浮標や灯標の位置を符号で表示させるレーダービーコン装置を
無線方位信号所として灯標や灯浮標に併設してきました。
近年、設置した当時から、船舶のレーダーの性能向上、AISや電子海図表示情報装置(ECDIS)の普及、海上交通センターからの情報提供等により、船舶の位置確認が設置当時に比べ容易になり、必要性が低下していることから国内に設置している14基を順次廃止することとしました。
東京湾内においては、東京沖灯浮標、東京湾中ノ瀬D灯標、浦賀水道航路中央第六号灯浮標に併設している3基が対象となり現時点では令和8年度中の廃止を予定しています。


2点目はバーチャルAISを活用した既設海上標識の置き換えについて
海上保安庁では、バーチャルAIS航路標識の活用が進んできたことから、船舶の通航実態等を踏まえ、灯浮標を間引きしてバーチャルAISへの置き換え、必要性が低下しているものについては廃止し、 効果的かつ効率的な航路標識の設置及び管理を行うことを検討しています。
検討対象は、主に瀬戸内海の推薦航路等を示す灯浮標(整流ブイ)のうち、AIS航跡を確認すると船舶交通の整流に必ずしも実在灯浮標が必要ではない又は、整流ブイとして利用されていない灯浮標(31基)としています。
こちらは対象が瀬戸内海および伊勢湾の一部となっていますので参考として資料添付いたします。
現時点では令和8年度以降にバーチャルAISへの置き換えを予定しています。















