ご安全に!雄和海運です。
2月28日九州運輸局熊本運輸支局主催となります海事産業見学会に参加しました。
当日の予報は雨という事で非常に心配していましたが、奇跡的に晴れてホッとしました。
今回は阿村小学校5年生を対象として17名の生徒を引率です。
阿村港からチャーターボートに乗り込み八代港までクルーズ。
先ずは熊本ドックへ。会場をお借りし内航海運出前講座を行いました。ふなどころ阿村の生徒という事で船関係に携わる生徒が半数近く!海運業を身近に感じてる子供たちが多くいました。
今回は内航で活躍する様々な船についてのお話です。
特に八代港に入港する貨物船、コンテナ船、ケミカルタンカーについて詳しく説明しました。
続いて熊本ドックの工場見学。
現在艤装中の船や建造中の船について詳しく説明していただきました。
次にヤマハ熊本プロダクツ㈱の工場見学へ。
工場内は流れ作業で船外機の組み立て。「一人ですべての工程(組立)をできる人はいますか?」という質問に、「数名の人はできますよ」と回答。
ここの従業員を機関士としてスカウトできないかとついつい考えてしまいます(笑)
そして最後に八代港コンテナターミナルの見学です。
この港では熊本県内の65%の貨物が取り扱われており、最近では大型クルーズ船の寄港のために岸壁整備も進んでいます。
ターミナルの管理者である松木運輸㈱のご協力の元様々な体験をさせていただきました。
ストラドルキャリアを間近で見たり、実際にガントリークレーンを操作し動いてる姿を見ることができました。
そして何よりもコンテナの中に入り、密封性を検証するためにドアを閉め、真っ暗闇を体験したことは非常に思い出になったのではないでしょうか。
こうした経験を通じて少しでも海事産業を知ってもらい、将来の仕事を考える際には職業の選択肢の一つとして海運業を思い浮かべてくれることを期待し、これからも業界PR活動に励んでいきたいと思います。
ご安全に!