ご安全に!雄和海運です。
3月26日 平成30年度新入社員の合同研修会を開催しました。
今回参加した事業者は㈱Aシップ、飛鳥海運㈱、真宝海運㈲、雄和海運㈱、舛宝海運㈱、林海運㈲。
30年度の新入社員は5名です。
研修会も回を重ねること5回目。段々と要領も良くなり、1日フルにかかっていたものが、半日に短縮です。
内容は特段これまでと変わりませんが、今回はヒューマンエラーについて加えてみました。
人間の特性
・間違えることがある。
・うっかりすることがある。
・忘れることがある。
・気が付かないことがある。
・不注意の瞬間がある。
・一つのことしか見えない、考えられないことがある。
・先を急ぐことがある。
・感情に走ることがある。
・思い込みがある。
・横着をすることがある。
・パニックになるっことがある。
・人が見てない時に違反することがある。
人の行動のうち約8割は意識しないまま脳が自動的に注意を与えるのですが、もし発信源の記憶に誤りがあると、誤った信号が発信されることになり、無意識のエラーが誘発され、それが事故につながります。また残り2割は行動を起こす前に少し考える、深く考えるといったことを行ってから行動に移るのですが、過去の経験や記憶に間違いがあれば、間違った判断をしてエラーがが誘発され事故になります。この根本の原因となるのが上に示す人間の行動特性です。
したがって誰でも持っている人間の行動特性を冷静に見つめ、エラーを発生させない手段をとることでほとんどの事故が防げるものと考えられます。
このことを知っているのと知らないとでは、作業への注意も変わってくると思います。早いうちからその意識すり込ませ、安全意識の高い船員の育成を今後も目指してまいります。
ご安全に!