ご安全に!雄和海運です。
11月10,11日 熊本県海運組合、全日本内航船主海運組合、上天草市、上天草市商工会合同による学校訪問に参加しました。
初日は唐津海上技術学校へ訪問。
学校の現状や生徒の定着率について意見交換を行い生徒の授業、実習を見学しました。
実習においては生徒たちの真剣な取り組み姿勢を見学することが感心しました。
また航海シミュレーターも最新のものがあり、充実した設備の中で勉強、実習できる生徒が今後どのように育っていくのか楽しみです。
特に印象深かったのが寮!生活感があり自分の当時を思い出しました。
翌日は口之津海上技術学校へ訪問。
こちらの学校は地元船主にもOBの方が多くこれまでも何度も訪問しています。
昔の生徒と比べ最近の生徒は真面目になりましたというOBには耳の痛い話から入学数、求人数の増加、今後の船員育成に至るまで熱く意見交換させていただきました。
どちらの学校に共通して言えるのは先生たちの指導が非常に熱心で、船員育成に力を注がれていること。
これらの学校を卒業し次は我々内航海運事業者が一人前の船員に育成しないといけませんので責任重大です。
現在の新卒者の離職率は3年を超えると4割以上と高くなります。実際現場での印象はもっと高く感じていますが受け入れ側の我々にも責任があることもわかっています。
新卒者に求めるだけでなく私たちも現在の状況に合わせ変わっていく必要があるのかもしれません。
現在の求人数は卒業生30~40名に対し160社あるそうです。求人倍率4倍以上!ここには金の卵が育っています。