沖縄水産高校訪問

ご安全に!雄和海運です。

11月6日 熊本県海運組合の研修で沖縄水産高校を訪問しました。

九州地区の船対協などで先生との意見交換は行ったことがありましたが訪問は初めてとなります。

校長、教頭、大屋先生の対応で本校の入学状況や就職状況について説明をいただきました。本科受験倍率は1.85倍と高水準で推移しており、また有効求人倍率についても本科10倍、専攻科25倍と高い。

数年前まではどちらの倍率も低かったのですが、先ずは出口指導を(就職先、定着率)を強化することにより保護者の評価を上げ、入口指導として小学4,5年生にスポットを当て、海事教育の出前講座等を行っていたり、小中学校の教員に対しての教材メニュー等も提供するなど積極的な活動をしていました。また生徒が主体的に先生となり教えることで学習定着の向上やキャリア形成応力を育む教育も行っているとのこと。

沖縄の風土なのかわからないが、郷土愛が強く、多くの生徒が県外船会社に就職するが最終的には沖縄に戻って仕事をしたいと考えている生徒が多いそうです。

熊本・天草においても郷土愛を育む教育や入口、出口指導等取り入れるべきアイデアを沢山いただき、教員の生徒や海事教育に対する熱い思いも知ることができた学校訪問となりました。

また11月8日には沖縄市で就職支援等の活動を行っているNPO法人キャリエイトのスタッフと意見交換。こちらは数年前に上天草市の組合活動を教えてほしいということで天草訪問いただいた御縁です。

こちらも活発に活動されており、沖縄水産高校や島が良いの旅客船会社と一緒に様々な取り組みをされています。特に印象に残ったのは函館の少年院が所有する船舶で更生のための実習が行われていて、海技免状の取得ができるとのこと。まだまだ知らない情報もありました。

2泊3日の研修でしたが充実した内容となりました。

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